リチウム電池の特徴と仕組みについて
投稿日:2021.08.07
みなさんはリチウム電池ときいてピンと何かわかりますか。
正確にはリチウムイオン電池と言います。
リチウム電池とは簡単に説明すると繰り返し使うことができる電池のことです。
従来の電池は使い切りの電池でしたがリチウム電池は充電することでまた使うことができる電池になります。このリチウム電池は今すごく注目されています。
テレビのリモコンの電池など買いに行くのではなく充電すればいいのです。
電気自動車などのあらゆるテクノロジー機器に使われています。
電気自動車などのエネルギーに貢献することに期待されています。
ここまでお伝えするとリチウム電池すごいという印象を抱けれる人もいるかもしれません。
メリットがあればデメリットも知っておかないといけません。
リチウム電池のデメリット
①過酷な使用に弱い
「パワーがある」=「出力が高い」すなわち、早く電気を使い切ってしまいます。
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②放置に弱い
車体と繋がっていなければバッテリー上がりしにくいのですが、車体の接続端子に繋げたままの状態だと比較的早くバッテリー上がりします。
バッテリーは、配線が繋がっている状態だと常に微弱電力を消費しますが、高出力がウリのリチウムバッテリーの場合、それが裏目になり早期に電力を使い切ってしまいます。
③熱に弱い
エンジンやマフラーの近くにリチウムイオンバッテリーを装着して高温に晒されると早く寿命が来てしまいます。
これはスマートフォンに近い感覚になります。
充電している時に本体に熱を感じることがあると思います。
④充電方法を間違えると危険
リチウムバッテリーは鉛バッテリーより低電圧&短時間で満充電にできる反面、
高電圧&長時間の充電をすると容量オーバーとなり故障・使用不能になります。
さら無理やり充電すると、餅のようにパンパンに膨らみ破裂する可能性があります。
スマートフォンも充電しながら使っていると時に本体が熱くなります。
時間が経つにつれて使える時間が空くなっていきますよね。
リチウム電池は何に使われているのか
リチウム電池は、自動車や電気、ガスなどのエネルギーインフラ、IoT分野
など様々な分野で活躍しています。