冬の家電製品の事故
投稿日:2022.11.28
冬は、電気やガス、石油などを使った暖房器具の使用頻度が増える季節です。
身近な製品の中には、「製品事故」という危険も潜んでいます。
使用方法を誤ると思わぬ事故につながる事があります。
家庭の中ではどんな製品事故が発生しているのでしょうか。
キッチン、リビング、お風呂・トイレ、寝室など、家庭の部屋ごとに注意すべき製品事故を紹介します。
キッチンでの製品事故
寒い季節は鍋料理をする機会が多くなりますが、そのときに使うカセットコンロでの事故も発生しています。
また、洗い物をするときにお湯を使うことが多くなりますが、ガス瞬間湯沸器の製品事故も発生しているので注意が必要です。冬に気をつけたい台所での主な製品事故とその注意点を紹介します。
事故防止のために
・カセットボンベが正しく装着されている状態で使用しましょう。
・カセットコンロに適合したカセットボンベを使用しましょう。
・外したままにせず、正しい位置に取り付けて使用しましょう。
・ガスコンロやストーブなどの熱源の近くに置かないようにしましょう。
こんな事故が発生
長期間使っている換気扇が発火し、火災が発生。
異常な音や匂いを感じたら、メーカーや販売店に相談しましょう。
換気扇は、「長期使用製品安全表示制度」の対象となっており、安全に使える期間を示す「設計上の標準使用期間」が表示されています。「製造年」と「設計上の標準使用期間」を確認しましょう。
こんな時は使用中止‼︎
・電源コードが折れ曲がったり破損したりしている
・スイッチを入れてもファンが回らない
・ファンが回っても回転が遅い、回転が不規則
・モーター部分が異常に熱かったり、焦げくさいにおいがする
お風呂やトイレなどにも、火災につながる製品事故の危険が潜んでいます。お風呂では石油ふろがまや石油給湯機による火災事故が、トイレでは温水洗浄便座による火災事故が報告されていますので、注意しましょう。
冬は空気が乾燥しています。石油、ガスなどを使う暖房機はもちろん、家電製品も気をつけましょう。
冬の時期は、家電のコードや電源プラグを確認しましょう。
つけっぱなし、挿しっぱなしも火災につながります。
冬は帰省などで外出される方が多いと思います。
年末年始の大掃除のときに一緒に家電の状態を確認してみてください。
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