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気温と室温について

投稿日:2022.12.19

気温と室温の関係をご存じですか?

エアコンの適正な設定温度が存在します。

環境省はエアコン使用時の適切な室内温度を、夏は28℃・冬は20℃として推奨しています。しかしこの温度は、あくまでも室内温度の目安。エアコンのリモコンで設定する「設定温度」とは違います。

多くの人は18℃以下から寒さを感じ始めます。健康リスクとして大きく変化が出始めるのが16℃以下、そして高齢者が低体温症を発症しはじめるのが10℃以下です。

「少しでも節電したい」などの理由で、「室温が快適ではないけど我慢する」というのは、健康的にあまり良いこととは言えません。人が快適に感じる温度である、夏場の25℃~28℃・冬場の19℃~22℃ほどを目安にしましょう。

 

エアコンの温度を1℃調整するだけで、電気代は10%近く削減することができます。もちろん寒さ・暑さを我慢しないことは大事ですが、必要以上に冷房・暖房を効かせすぎないのも大切です。

エアコンの「自動運転機能」を積極的に活用するのもよいでしょう。

自動運転にすると、設定温度に達するまでは強風で運転し、到達してからは自動で微風に切り替えてくれます。

この運転方法は、エアコンが一番電力を使う時(設定温度に到達するまで)を最短にしてくれるため、節電効果が期待できます。

節電を意識して最初から微風や弱風で運転しても、かえって設定温度に達しにくいため、電気代が高くなることも。

エアコンの使い始めには、室温を検知して最適な環境に整えてくれる自動運転機能を使用するのがおすすめです。

 

今回説明したのは、エアコンの設定温度ではなく、室内の温度です。

部屋に温度計がないご家庭は多いかもしれません。

これを機会にご検討されてはいかがでしょうか。

 

 

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