エコキュートの価格について
投稿日：2022.09.26
エコキュートの価格はいったいいくらなのか考えたことがありませんか？
エコキュートはガスを使わずお湯をつくることができ、オール電化の住居には必要不可欠の電化製品です。
ガスを使わないため、原油価格が高騰してもあまり影響がすくないのもメリットですね。
そんな便利なエコキュートを簡単に説明します。
エコキュートの価格は基本的に本体価格と工事費がメインになります。
エコキュートもタイプがあり、タイプによって工事費なども変わってきます。
相場では30万円-60万円が多いようです。
この金額の差は先ほど述べましたタイプによって異なるからです。
■オートタイプ
自動で「お湯張り」や「足し湯」が可能なタイプです。価格は全体の中間ほどで、購入しやすい価格帯といえます。
■フルオートタイプ
オートタイプに加え、「保温」や「追い焚き」も自動でおこなってくれる給湯タイプです。充実機能を備えたハイクラスだけに価格は高めですが、利便性の高さから家庭用のエコキュートとしては最もニーズがあります。
■給油タイプ
「オート・フルオートタイプ」のような機能を除いた、シンプルな給湯タイプです。お湯張りや足し湯などを手動でおこなう必要はありますが、価格は最もリーズナブルです。
給油タイプなら、設備を大きく変更しなくても良いので安く工事ができると思います。
基礎工事と水道工事について
基礎工事とは、エコキュートを安全に設置するための工事です。
鉄筋やコンクリートで組み上げる「現場打ち（土間打ち）」や、モルタルや専用コンクリートブロックを用いる「エコベース」などがあり、設置場所や地盤に合わせて選ぶことになります。
基礎工事の相場は3万円から〜5万円あたりが相場になります。
あらかじめ作られたコンクリート製のブロックを使用できる「エコベース」の方がリーズナブルです。
水道工事は基礎工事の次に行われるもので、主に水を通す配管を設置する工程になります。
排水管といっても給水給湯管、追い焚き配管、エコキュートドレンの配管などがあり、それぞれの工事費用は2万円〜5万円程度が相場です。
電気工事の費用相場は、依頼する業者やお住まいの配線状況によって差が生じます。
例えば「電気配線工事」と「ブレーカーの取り付け」のみであれば、25,000～5万円程度で終了するケースも珍しくありません。
しかし、エコキュートを新設する場合には「分電盤の交換」や「幹線の張り替え」、「電力会社申請」などが必要になることもあります。
その際、分電盤の交換は4万円～6万円程度、幹線張り替え工事は2,8万円~4万円程度、電力会社への申請を代行してもらう場合には2~4万円程度の費用がかかります。
また、同じ電気配線工事でも、エコキュート本体とブレーカーが離れている場合は、追加で費用が発生するケースもあるでしょう。
エコキュート設置・交換に伴う工事費用の中でも、電気工事周りはとくにわかりづらいため、業者に細かな見積もりを出してもらいましょう。
エコキュートの本体の価格もメーカーによって異なります。
本体価格と付属品が別々に分けられていることもありますので、しっかり確認しましょう。
付属品に脚部カバーがあります。これは追加工事が発生する可能性もありますので、確認が必要になります。
エコキュートの本体価格と工事費などで概算で50万円~60万円で考えておいても良いでしょう。
先に述べたように給油タイプによって異なりますので、しっかり業者に確認を行いましょう。
相場より安くするために確認するポイント
１.見積もりの内訳をしっかり確認することで、必要不必要な部分を考え、無駄なものは業者に確認して工事の内容を決めていきましょう。
2.自治体が補助金を出しているか確認しましょう。
エコキュートの工事を申し込む前に確認するポイント
・工事費込みになっているか
・基礎工事の範囲はどこまでか
・脚部カバーとリモコンの費用は含まれているか
・追加費用はかかるのか
・保証期間は何年か
必ず、設置する前に業者に事前に確認しましょう。
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