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室外機のメンテナンスについて

投稿日:2023.03.13

エアコンの紹介をする時によくブログで紹介する室外機のメンテナンスの紹介です。

よくブログを見てくださっている方はご存じかもしれませんが、再度室外機の大切さをお伝えします。

 

部屋でエアコンを使う時には、室外機のメンテナンスもしましょう。

寒い時期が近づいてくるとエアコンで部屋を暖かくすると思います。

室外機をメンテナンスすることによってエアコンの電気使用量を減らすこともできます。

 

では、室外機の役割から説明します。

 

エアコンは本体だけでは起動できません。

本体を室内機といいますが、それと同じように室外機も必要です。

室内機と室外機は2つセットでエアコンなのです。

しかし、室外機はその名前の通り外に設置します。

そのため、重要な役割を果たしてくれている室外機について、忘れがちになります。

エアコンは、まず冷房の場合、室内にこもっている熱を外に排出することによって、室内の温度を低くしています。

エアコンの室内機から吹いてくる風が室内を冷やしていると考えている人も多いのですが、実はそうではありません。

いかに部屋の中の熱を外に出せるか、が大事です。

室内機と室外機はパイプでつながれていて、その中に冷媒と呼ばれる物質があり、この冷媒という物質が部屋の中にある熱を外に運び出しています。

反対に暖房のときは、室外機で熱を蓄え、それを室内機のほうに送っています。

エアコンの消費電力のうち、約90%は室外機が作動することで発生している、ということは知っているでしょうか?

そのため、エアコンクリーニングをするときには、エアコンの室内機だけではなく室外機もきれいにすることで、効率よく働いてくれるようになるでしょう。

効率が良くなれば、節電にもなります。

 

熱交換器(フィン)

室外機の中には、熱交換器があります。熱を交換して空気を冷やしたり温めたりします。熱交換器は室内機にもついています。室外機で熱を交換した空気が、冷媒ガスによってパイプを通って室内機の熱交換器から排出されて部屋の温度を調節します。

 

プロペラファン・ファンモーター

プロペラファン・ファンモーターは、室外機が作動しているときに回っているファンの部分です。部屋の中の熱を外へ放出します。プロペラファン・ファンモーターの風効率が高ければ、より早く室内を涼しくできます。

 

コンプレッサー

コンプレッサーは圧縮機です。冷房の場合、室内の熱を取り除いて室外機に運び、コンプレッサーでその熱をさらに圧縮して高温にしてから外気に排出します。また暖房時は、低い気温の冷媒を温めて室内機に送り室温をあげます。

コンプレッサーで冷媒を圧縮して室内に冷たい空気を送ったり、暖かい空気を送ったりと空気を循環させる役割があります。コンプレッサーの性能が高ければ、エアコン稼働時の電力を下げられて、省エネ、節約になります。

吹き出しグリル

室外機の正面にある網状になった部分です。プロペラファン・ファンモーターの外側についていて、室外機の内部にホコリやゴミが入るのを防いでくれます。室外機の掃除のときは、この吹き出しグリル部分がとても重要です。

 

室外機や室内機のお手入れが面倒な方や、ちゃんと掃除できているか不安な方は、プロのお掃除サービスを利用するといいでしょう。エアコンクリーニングなら、分解してすみずみまできれいにしてくれるので、カビの発生を防止できます。きれいな空気が部屋を循環します。

エアコンを常にきれいにしておくことで、節電にもなり、家電が長持ちするようにもなります。

 

 

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