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家庭用ソーラーパネルの寿命は?

投稿日:2023.05.29

家庭用太陽光発電パネルの寿命は正確にわかってはいません。というのも、家庭用太陽光発電が普及しはじめたのは2009年頃ですので、現在ではまだ十数年しか経っていないためです。

ただし、ある程度の目安はあります。太陽光発電を構成するパワーコンディショナーや発電モニターは他の電化製品と同じように10年~15年程度、太陽光パネルは20年~30年といわれています。実際に1984年から稼働し続けている設備があるほど太陽光発電システムは長寿命といえます。

しかしながら、20年~30年もの長期間の稼働を実現するためには定期的なメンテナンスも必要です。メンテナンスがあまり必要ないと言われる太陽光発電ですが、業者などに依頼して定期的なメンテナンスを行ったほうが、寿命は長くなりやすいでしょう。

家庭用ソーラーパネルのメンテナンス

住宅用の太陽光発電では定期点検の法的義務はありませんが、資源エネルギー庁の資料で4年に一度の定期点検が推奨となっています。 長期間にわたって安定して運用するためには欠かせないものだと考えましょう。 1回の費用は1~2万円程度です。

メンテナンスが必要な理由

①発電効率の低下を防ぐ

メンテナンスが必要な理由としては、まず太陽光パネルの汚れや機器の劣化・不具合があると発電効率が下がることが挙げられます。発電ロスによって、自家消費用の電力が減るため買う電気が増えます。また売電にまわす電力も減るため売電収入が減少することにもなってしまいます。

②安全性を保つ

太陽光発電の設備の劣化が進んだ状態で災害が起きれば、その分被害も大きくなるでしょう。また、太陽光パネル表面に付着した汚れによって影になった部分(ホットスポット)が熱を持って発火したり、損傷したケーブルや不具合のあるパワーコンディショナーが発火の原因になったりする可能性もあります。

メンテナンスを怠れば経済面、安全面の両方でリスクが高くなるということです。

 

 

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