Glossary 用語集

オール電化について

投稿日:2021.08.25

注意‼︎オール電化を詳しく知らないと損するかも

オール電化とは調理や空調、給湯など、生活に必要なすべての熱源に電気を使っている住宅のことです。
たとえば、キッチン設備なら、ガスではなくIHクッキングヒーターを使用します。
この記事はオール電化のメリットとデメリットをまとめておりますのでぜひ最後までご覧ください。

 

オール電化住宅の設備

キッチン:ガスではなく、電気を使って調理をするIHクッキングヒーターが使われています。

給湯:ガスでお湯を沸かすのではなく、安い深夜電力を使って夜の間にお湯を沸かし、日中に使えるように沸かしたお湯を溜めておく、エコキュートや「電気温水器」という温水器が使われています。

暖房:ガス・灯油の暖房ではなく、エコキュートの熱を利用した床暖房や、安い深夜電力で夜の間に蓄熱して(熱をためて)おき、その熱を日中に利用する蓄熱ヒーターという暖房機が使われています。

エコキュートは、お湯を沸かすときに発生する熱を床暖房に利用するなど、機能的な使い方ができます。

CO2を排出するガスなどの化石燃料とは違い、電気は環境にも優しいエネルギーです。安全性にも優れた電気だけを使うのがオール電化といえます。

経済面について

「オールガス」と「オール電化」どちらとも割引料金が設定されているので、導入前に比べて光熱費がお得になることがほとんどです。
ただし「オールガス」の場合は、電気の基本料金と使用料に加え、ガスの料金も必要になりますが「オール電化」の場合はガスの料金がかかりません。また、電気の基本料金の割引率も合わせて考えると「オール電化」の方が有利になることは多いようです。
さらに都市ガスよりも料金が高い傾向にあるLPガス(プロパンガス)を利用している方は「オール電化」の方が経済性の高さを実感出来るでしょう。
昼間にあまり電力を使わない方々が年々増えております。
理由は夫婦共働き等にあります。
家での娯楽もテレビではなくスマートフォンでyoutubeなどの娯楽を楽しむ人が増えているからです。

オール電化のメリット

光熱費の中でも大部分を占める「お湯」と「暖房」にかかるコストを安く抑えることができるという点です。
オール電化向けの電気料金プランは、夜間時間帯の電気の単価がとても割安に設定されているので、その安い夜間電力を利用して日中に使う分のお湯を沸かしておいたり、暖房の蓄熱をします。

今現在皆さんの生活は夜にガスや電気を使う機会が多いのではないでしょうか。

生活リズムから考える

オール電化向けの電気料金プランは、夜間の電気の単価が安く設定されている分日中の電気の単価が割高に設定されています。そのため、夜間に使うエコキュートや蓄熱暖房機にかかる電気代(お湯・暖房にかかる電気代)はとても安く抑えることができますが、日中に行う調理や家事、テレビやドライヤーなどの家電、夏場の日中の冷房などにかかる電気代は割高になります。

コロナ禍の現在ではリモートでお仕事をされているタイミングには向かないと思います。

オール電化の場合、調理にはIHクッキングヒーターを利用します。IHクッキングヒーターはIH用の調理器具しか利用できないため、ガスに比べて使える調理器具が限定されます。
また、ガスのように直接炎が出ないため、好みが分かれる場合があります。

エコキュートでお湯が使えるのは便利で経済的ですが、導入を検討している方が懸念する一つの理由としてその衛生面です。
エコキュートは多くの大手メーカーから発売されていますが、ほとんどのメーカーの取扱説明書には「エコキュートのお湯はそのまま飲用するのには適していない」と明記されています。タンク内のお湯は空気に触れることもなく、高温に沸き上げられていますので、ほとんど滅菌状態にはなります。ただ、長期のご利用で水道水の中に含まれる不純物が、エコキュートの貯湯タンク内に付着・沈殿している可能性があります。

エコキュートを使っているからといって水がのめないわけではない

エコキュートのお湯が飲めるかどうか、どうしても不安な人は飲用水を「水道水」にすると良いでしょう。先ほどもお伝えした通り、日本の水道水は飲用しても問題が無い品質です。
エコキュートはタンク内に貯水した高温の熱湯を水道水と混ぜて適温にしますので、エコキュートの配管と水道水の配管が分かれています。
エコキュートのお湯が使えるキッチンなどは、混合水栓になっていることがほとんどなので、エコキュートのお湯と水道水が手軽に切り替えられるため、水にしてしまえば水道水だけを使うことができます。
各地の水道局からは安全性が確認された水だけが送られてくるので、水道水を沸かして飲むようにすれば、衛生面や安全性の不安はなくなるでしょう。

自然災害の際

毎日の生活に欠かせないエネルギーを、災害目線でもこれからの家づくりを考える際どちらを検討すればよいか、まずは過去の大地震により被害を受けたライフラインの復旧目安を見ていきましょう。

これを見るとガスの方が電気に比べると復旧までに沢山の時間がかかることが分かります。電気は電柱により各家庭へ電気を送るため、地中に埋設されていない分被災時にもどこが損傷しているのか発見しやすく、作業も行いやすいと考えるのが一般的です。

しかし一方でガスは配管が地中に埋設されているため、すぐには損傷個所が分かりません。損傷個所を修復するには地面を掘り返して作業を行うことになります。
ガスは目には見えませんから、どこでガス漏れが発生しているのか細かく調べる必要があります。そのため災害時の電気とガスの復旧にはこれだけの期間の差が開いてしまいます。
とはいうものの、大規模な地震ばかりではなく停電のみの被害の地震もある中、電気の復旧までにガスだけでも使うことが出来たら助かりますね。

太陽光パネルや蓄電池を搭載しているご家庭であれば、しばらくは間構うことは出来ますがすべてのご家庭がそうではありませんので。
オール電化で家のエネルギーを全て電気に頼るのではなく、キッチンをガスで併用していればお料理が出来ますし、お湯を沸かして体を拭いたり食事や身の周りの清潔は最低限保つことが出来ます。

これを見るとガスの方が電気に比べると復旧までに沢山の時間がかかることが分かります。電気は電柱により各家庭へ電気を送るため、地中に埋設されていない分被災時にもどこが損傷しているのか発見しやすく、作業も行いやすいと考えるのが一般的です。
しかし一方でガスは配管が地中に埋設されているため、すぐには損傷個所が分かりません。損傷個所を修復するには地面を掘り返して作業を行うことになります。
ガスは目には見えませんから、どこでガス漏れが発生しているのか細かく調べる必要があります。そのため災害時の電気とガスの復旧にはこれだけの期間の差が開いてしまいます。
とはいうものの、大規模な地震ばかりではなく停電のみの被害の地震もある中、電気の復旧までにガスだけでも使うことが出来たら助かりますね。

太陽光パネルや蓄電池を搭載しているご家庭であれば、しばらくは間構うことは出来ますがすべてのご家庭がそうではありませんので。
オール電化で家のエネルギーを全て電気に頼るのではなく、キッチンをガスで併用していればお料理が出来ますし、お湯を沸かして体を拭いたり食事や身の周りの清潔は最低限保つことが出来ます。
震災時にはいち早く復旧するエネルギー源にはなります。

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