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浴室暖房乾燥機について

投稿日:2021.12.05

冬になると浴室が寒く、入浴が億劫になってしまう方も多いのではないでしょうか?温度差による血圧変動で起こる「ヒートショック」などの不安もつきものですよね。このような悩みを解決するため、浴室暖房を設置する人が増えています。
そこで今回は、入浴を快適に過ごす為に浴室暖房の機能や種類についてまとめた上で、後付けできるのか?という疑問に関してもご紹介します。
設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

浴室暖房乾燥機とは、浴室に設置されている暖房機・乾燥機のことです。
具体的な機能は、『暖房機能』『乾燥機能』『換気機能』『涼風機能』『24時間換気機能』です。

『暖房機能』
お風呂に入る少し前から浴室内を暖めておくことができるので、寒さの解消やヒートショックの予防につながります。

『乾燥機能』
入浴後は、湿気がこもりやすいため、湿気を取り除かなければカビが生えてしまうことがあります。湿気防止やカビ対策として、乾燥機を使うのが効果的です。
更に、浴室乾燥機能を使って衣類を乾かすことにもご利用できます。

『換気機能』
窓がなくても換気機能があれば湿気を排出したり空気を入れ替えたりと手軽に換気を行うことができます。

『涼風機能』
夏場の入浴を快適に過ごすために、涼風機能を利用することができます。

『24時間換気機能』
換気機能を使わずとも自然とお風呂の換気を行うことができます。

浴室暖房乾燥機のタイプ

浴室暖房乾燥機本体の形状や設置場所によってタイプが分けられます。
後付けしたい方は特に参考にしてみてください。

『壁付け型』
壁に設置するタイプの浴室暖房乾燥機。既存の換気口が壁に付いている場合、換気口を利用して設置できるため施工が簡単です。

『天井取り付け型』
天井に設置するタイプです。埋め込みタイプではなく上から取り付けるのが特徴。既存の換気扇を外して設置したり上から被せて取り付けたりするだけなので、後付けに適したタイプだといえます。埋め込むタイプよりも工事が大掛かりではないため、気軽に取り付けることができます。

『天井埋め込み型』
薄型ですっきりとした印象で、新築時にもリフォーム時にも選ばれることが多いタイプです。天井に埋め込むスペースがあることが条件となる為、必ず設置できるとは限らないことを頭に入れておきましょう。

浴室暖房乾燥機の方式

浴室暖房乾燥機は、方式によって「電気式」と「ガス温水式」の2種類に分けられます。更に電気式は、「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類に分けられます。

『電気式(ヒーター式)』
本体内部のヒーターが発熱することで温風が流れる仕組みです。施工が簡単で初期費用が抑えられるのが電気ヒーター式のメリット。その一方で乾燥や暖房の性能が少し低いため、大量の洗濯物を乾かしたいような場合には適していません。本体が発熱する仕組みの関係で周辺温度が高くなってしまうため、設置場所に制限が出てしまうことも。

『電気式(ヒートポンプ式)』
ヒートポンプシステムでお風呂の外の空間から空気を取り入れ、熱を溜める仕組み。電気ヒーター式よりも乾燥や暖房の性能が高く、省エネ効果もあるため光熱費を抑えることができます。

『ガス温水式』
家の外に熱源機を設置して、沸かしたお湯を循環させることで温風を出す仕組み。本体だけではなく熱源機も必要になる為、設置費用が他のタイプより高い傾向にあります。その分パワーがあるため厚手の洗濯物でも乾かすことができますが、ガス代が高くなる傾向が有ます。

 

 

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